企画演出の佐久間です。
先日、弊社が行ったイベントに出展した「VRきもだめし」について書かせて頂きます。
この案件はVRを利用して何かやってみようというところからはじまり、小さな子供も出来る様に、当初は年齢制限のあるVRゴーグルではなく、年齢制限なくても使えるものにしてみようとしたのですが、諸々の諸事情で断念。
この計画では私の役割は、いつもの映像の演出ではなく、人を驚かす悪巧みをする係です。
さて、今回のシステムの最大の特徴は、VR空間内を自分の足で動くことができるというところです。
しかし、VRゴーグルをかけて歩くのは、目隠しして歩いている状態と一緒なので、いかにこちらの想定したレールの上を自然に歩かせるかが大切になってきます。
当初の予定では、電車の車両内を歩かせて、Uターンして戻ってくるようにしようとしましたが、オブジェクトが多すぎ、処理速度が遅くなってしまったので止むを得ず断念。
森の中に引かれたレールを伝って歩いていくということになりました。
でも小さい子には、それでも厳しかったようで、実際はこんな感じでしたけれど。
今回のプロジェクトで最も難しかった点は、子供を脅かすノウハウが無いということで探りながらやった結果、結構本気で怖がられてしまったようです。
子供をいい感じで驚かすのって、なかなか加減が難しいのですね。
次回はもうちょい上手くやれたらと思います。
以下は想定した悪巧みと、その再現度です。
我々の部署では、こういう悪巧みを形にしております。