人工知能(AI)ブームということもあり、関連のセミナーにいくつか参加しています。
この記事では人工知能関連技術の中で、特にディープラーニングに焦点を当てて簡単にまとめてみました。※技術的な内容は薄いです。
ディープラーニングとは
「人工知能」という技術はコンピューター上でヒトと同程度以上の知能を実現させる技術群を総称して「人工知能」と呼ぶことが多いです。*1
それらの技術群の中で特に注目されている技術が「機械学習」と呼ばれる分野で、大量のデータからある一定のパターンを発見する技術です。パターンが分かると、新たな未知のデータを予測したり分類するといったことが可能になります。*2
ディープラーニング(深層学習)は、この「機械学習」という分野で「多層ニューラル・ネットワーク」というアルゴリズム(手法)を用いた技術のことを指します。
多層ニューラル・ネットワーク
ニューラル・ネットワークとはヒトの脳にある神経細胞(ニューロン)の仕組みを模して作られた数式的なモデル。これを多層構造にすることで従来の手法よりも飛躍的に精度があがることがあります。
多層構造のニューラル・ネットワークを視覚的に分かりやすくしたデモをGoogleが公開しています。階層、ニューロンを増やすことで精度が上がることも確認できます。
ディープラーニングで出来ること
Googleの検索ランキングアルゴリズムで使われていたり、株価予想や糖尿病患者の画像診断など様々なところで実用化が始まっていますが、利用例としては画像認識、画像分類などの画像処理系での利用が比較的多く挙げられています。
また、学習した画像データから新たに画像を生成する事例も出てきています。
さらに音声、音楽も生成することができます。
ウェブサイト制作 x ディープラーニング
ウェブサイト制作周りでも人工知能を使ったサービスが出てきています。*3
利用したことはないので精度はまだ分からないですが、今後自分たちの働き方を変えるかもしれません。
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まとめ
万能な印象を受ける人工知能ですが、実は欠点も多く、得意・不得意を理解して上手に利用する必要がありそうです。
今後さらに活用が進めば、自分たちの仕事のスタイルもかなり変わってくるかもしれませんが、人工知能との役割分担がしっかりできていれば仕事の効率もかなり上がるのではないでしょうか。